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茶封筒を手にしたがポイっとその辺に置いておいた。
子供のころから交通事故にあったり犬に嚙まれたり、アクシデントはあったけど
元気に過ごしてきたので健康には人一倍自信がある。
体力も人には負けない自信があった。
私が病気になる訳ない
2週間ほど放置していたと思う。。。
たまたまTVで、癌にかかって闘病している人のドキュメント映像が流れていた。
「定期健診に行きなさい、それで守れる命がある」
と伝えていた。
ふと思い出した茶封筒。。。。
じゃーお金かかるけど一応念のために病院に行こうかなー
というなんとも呑気な、本当に何も感じていなかった。
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初めまして。
このブログは私の体験したがんの告知から全摘出、乳房再建まで自分が感じたことを書いていこうと思います。
人それぞれ感じ方は違うと思いますが
ちょっと笑ったり、一緒に悲しんだり、
でも強く生きていく今を一緒に感じていただけたら幸いです。
2017年。当時46歳、息子一人、中学2年生。
主人の両親と同居をしていた。
契約社員として時には22時まで残業し、家に帰れば家事をこなし、
忙しい日々を過ごしていた。
家に帰っても義母の目があるので家事は一切自分でこなしていた。
いま考えると我ながら頑張っていたなあと思う。。。
会社の定期健診がきっかけだった。
年に一回定期健診がある。
それがなかったら本当に手遅れだったと思う。
風邪一つひかない丈夫な体が自慢。
自分だけは大丈夫と根拠のない自信があったから。
12月に行った健康診断の結果が1月に送られてきて
中身を見たら
健康診断結果と共に
二枚の茶封筒に入れられた封のある手紙。。。
「なんだこれ??」
それが始まりだった。